阪神・岡田監督が新人王を獲得させてくれた中西太氏の逝去を悼む 米アリゾナでの春季キャンプも思い出のひとつ

 阪神・岡田監督
 中西太監督(右)からセ・リーグ新人王受賞の祝福をうける阪神・岡田彰布=1980(昭和55)年11月4日、甲子園球場
 ルーキー・岡田彰布(左)に打撃指導をする阪神・中西太コーチ(1980年1月13日撮影)
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 阪神・岡田彰布監督(65)が17日、中日戦前に取材に応じ、中西太さんの逝去を悼んだ。

 最近は会っていなかったと言い「突然やけど(亡くなったのは)11日やったらしいな。もう1週間ぐらいたってるんやろ?全然知らんかったけど」と驚きを隠さなかった。

 プロ1年目の1980年。ブレイザー監督の「力のある新人でもメジャーでは最初から試合に起用することはない」という方針の下、開幕からベンチスタートの日々が続いた。5月中旬にブレイザー監督が退団し、中西新監督からレギュラーとして起用され、打率・290、18本塁打、54打点で新人王を獲得した。「それからほとんど試合に出たけどな。4月の末ぐらいからスタメンで出とったけど」と話した。

 思い出すのは1年目の米アリゾナでの春季キャンプ。至近距離からスポンジボールを投げてもらったといい「指先を何回か打ったことあるわ。みんな打ってたと思うで。カケ(掛布)さんも真弓さんも。毎晩の日課やったかな。それの記憶があるなあ」と懐かしそうに振り返っていた。

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