阪神・佐藤輝&森下 好調ドラ1コンビで開幕4連勝や 任せろ鬼門・マツダスタジアム打破! ナイター練習で万全!
阪神は3日、4日からの広島3連戦に向けて、マツダスタジアムでナイター練習を行った。岡田彰布監督(65)が過去の経験を踏まえて希望しての練習で、ドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大、佐藤輝明内野手(24)らが精力的に調整。2年連続で負け越している“鬼門”で、中軸の若虎が猛虎打線をけん引し“鯉倒”を果たす。
西日が落ち始めた広島の空の下、選手が精力的に汗を流した。広島初見参となった森下は、フリー打撃で30スイング中2本の柵越え。最後は左中間スタンドに突き刺し、笑顔で汗を拭った。「特に気になることはなかったので問題ない」と打席での感覚は上々だ。
一方、右翼守備に懸念点を見つけた。「しっかり暗くなるまでは(ボールが)見えづらかった」と薄暮での飛球処理に苦戦。フリー打撃中の打球処理、シートノックの際に入念な確認を行った。移動日にあえてチームとして練習を行い、確認できた意味は大きい。
ナイター練習の意義を誰より知るのが岡田監督だ。「(巨人が)ナイター練習せんで、俺ら日本一なったんやで、(巨人の)河埜が落球して」。教訓として明かしたのが、1985年4月16日・巨人戦(甲子園)での巨人の遊撃・河埜の落球。この“世紀の落球”で同点のホームを踏んだのが一走・岡田監督だった。この日の逆転勝利から巨人に3連勝し、日本一まで突き進んだという、忘れられない一戦だ。
開幕戦前から予定されていた練習で、「どうしますか?言うから、そんなん当たり前やろって」と、希望して実施。開幕3連勝と最高のスタートを切ったからこそ、思わぬ守備のミスで試合を落とすことはしたくない。
打線は好調で、森下は開幕3連戦で10打数3安打。プロ初本塁打はまだないが「出たら一番いいですけど、出なくても」。スタートから結果が出たことで、余計な力みも生まれない。
また、森下の前を打つ佐藤輝もここまで10打数3安打、打率3割。守備練習も入念にこなし、フリー打撃では29スイングで3本の柵越え。昨季は対セ・リーグ5球団のうち、最多となる18打点を広島戦で挙げ「稼ぎます。今年も」と牙をむいた。本塁打に関しても「そのうち出ますから」と笑った表情が、心の余裕を物語る。
マツダスタジアムでの広島戦では2年連続で負け越しとまさに鬼門。森下は「カープもタイガースとちょっと似てるところがあるのかなと。ファンの人たちの一体感があるチームなので、乗せたら怖い。いまチームがとてもいい状況で勝っているので、そのままいければいいかなと思っています」と語る。佐藤輝も「連勝を続けられるように頑張ります」と決意。アレに向かってこの勢いを止めるわけにはいかない。
◆2年連続マツダスタジアム負け越し 広島に対して、昨年は9勝14敗2分けだったが、マツダでは4勝7敗1分け。21年は12勝12敗1分けだったが、マツダでは5勝7敗1分けと負け越した。20年は13勝8敗3分けで、マツダでも7勝4敗1分けと勝ち越した。
