「オープン戦、巨人－阪神」（２２日、東京ドーム）

　阪神のドラフト１位・森下翔太（２２）＝中大＝がオープン戦３号となる本塁打を放った。

　「６番・右翼」で先発出場した森下は０－１の五回、１死無走者で打席に立つと、巨人の先発・メンデスの４球目、１２９キロの外角低めスライダーをとらえた。打球はライナーで左中間スタンド最前列に飛び込む同点ソロとなった。

　黄金ルーキーは「打ったのはスライダー。追い込まれていたので、ストレートと変化球どちらにも対応できるように準備していました。初めての東京ドームで、少し独特な雰囲気を感じながら打席に立っていますが、しっかりと自分のスイングができたと思います」とコメントした。

　森下は４試合連続安打。オープン戦３本の本塁打は、ドラフト制以降の阪神の新人右打者では田淵（１９６９年）、岡田（８０年）、八木（８７年）を超えて、望月（７２年）の最多記録に肩を並べた。