阪神・佐藤輝 もっと“聖地弾”打ちたい!今季5本、来季「2ケタは絶対」宣言

 投手・北條(26)の前でホームランを予告する佐藤輝
 凡打に倒れ悔しがる佐藤輝(撮影・田中太一)
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 「阪神ファン感謝デー2022」(26日、甲子園球場)

 もっと聖地の虎党を喜ばせたい-。阪神・佐藤輝明内野手(23)が26日、初めて有観客でのファン感謝デーに参加。「2ケタは絶対に打ちたいと思います」と、来季の目標に自身初の「甲子園2ケタ本塁打」を掲げた。

 1年目の2021年は球団新人最多となる24本塁打を放つも、甲子園での本塁打は8本。2年目の今季も20本塁打を放ったが、本拠地では5本に終わった。「(甲子園で)もっと打ちたいと思います」と決意。虎党の大声援を一度でも多く浴びるべく、“聖地弾”にこだわりをみせた。

 イベント内では、大山、坂本とともに「虎メダル返還式」に参加。本塁打を打つ度に渡されたファンお手製の虎メダルを作成者に返還し、「たくさんの種類のメダルを作っていただいて、楽しめました」と感謝した。

 また、「寮生」と「通い生」に分かれ、くじ引きの内容で状況が設定される「野球シチュエーションマッチ」では寮生組の「4番・三塁」で先発した。「宣言した打球結果以外はアウト」の指令で本塁打宣言。右前打に終わったが場内を沸かせた。

 虎党の声援のありがたみを再確認し、「しっかり後押しを受けて頑張りたいと思います」と意気込んだ背番号8。ファンの応援を力に変え、来季は“甲子園男”になってみせる。

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