阪神・小川 開幕ローテ入りも100万減 右肘手術の可能性、遥人から助言も

 契約更改を終え、会見する小川(代表撮影)
 契約更改を終え、会見する小川(代表撮影)
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 阪神・小川一平投手(25)が23日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万減の1300万円でサインした(金額は推定)。

 3年目の今季はオープン戦でアピールに成功し、開幕ローテ入り。一度は中継ぎに配置転換されたものの、伊藤将、藤浪が新型コロナウイルス感染で離脱した際には急きょ先発を任されるなど、序盤のチームに欠かせない働きを見せた。

 「勝てていないので結果は出せていないんですけど、自分が持ち味としている真っすぐだったり、新しくカーブだったりとか、勝負できる球をしっかり見せられたのは良かった」。だが、4月下旬に右肘の張りで抹消。2軍で調整を続けていたが、先発した10月31日のフェニックス・リーグ、巨人戦(ひむか)で異変を訴えて緊急降板。再び「右肘の張り」と発表され、秋季キャンプのメンバーを外れた。

 鳴尾浜での残留練習ではノースローで調整。痛みなどの状態について「髪の毛を洗う時とかタオルで体を拭く時くらい」と話し、「手術するかしないかもあるんですけど…。しないでいけるなら、しないでいきたい。相談しながら」と明かした。

 悔しい思いを抱える中、トミー・ジョン手術からの復帰を目指す高橋から「ケガして何するかと言ったら、『嫌なことをする』。そうやってケガが治った時に前の自分を超える」と助言を受けたという。その中で「下半身の線が細い」という点を改善するべく、これまであまり重点的に取り組んでこなかった下半身のトレーニングに着手しているという。

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