阪神・湯浅 侍強化試合へ準備万端 吉井コーチも太鼓判「非常識な真っすぐ投げる」

 ブルペンでの投球練習を終え笑顔をみせる湯浅(撮影・石井剣太郎)
 キャッチボールをする湯浅
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 万全の状態で、いざ出陣だ。5日から始まる侍ジャパン強化試合で代表入りしている阪神・湯浅京己投手(23)が3日、鳴尾浜で調整し、ダッシュやキャッチボールなどを行った。ブルペンでも約30球を投じ好感触。その後チームに合流するため東京に向かった。

 出発直前まで大粒の汗を流し、大舞台に備えた。秋季練習から、この日で4回目のブルペン。最初こそ大会公式球に慣れず、滑る感覚があったが、それもすっかり克服。感触は確実に良くなっている。「練習始まってからブルペンの中では一番よかったんじゃないかなと思いますし、ボールにもだいぶ慣れてきて、感覚よく投げられてきました」。特に直球には手応えを感じているという。

 その直球には侍ジャパンの投手コーチを務めるロッテ・吉井監督も太鼓判を押す。代表選考へ向けて多くの投手を視察する中で湯浅の投球は強く印象に残った。「非常識な真っすぐを投げるので、ああいう投手は1回のチャンスでなかなかバッターもアジャストできないと思う」。短期決戦向きと分析し、大きな期待を寄せた。

 CS終了後には三重県尾鷲市の実家に帰り「リフレッシュできた」と湯浅。実戦間隔は空くが不安はない。大舞台で本領を発揮し、さらなる飛躍を遂げる。

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