阪神・近本“鬼門”ハマスタ打破を誓う 下克上日本一へ「チーム全体で勝っていきたい」
阪神・近本光司外野手(27)が7日、CSの共同会見に出席し、“鬼門”横浜スタジアムを打ち破っての下克上日本一を誓った。「われわれ阪神タイガースは3位からの下克上ですが、クライマックス セを盛り上げて、日本一目指して頑張っていきます」と堂々と言い切った。
2位・DeNAには今季9勝16敗、決戦の場となる横浜スタジアムでは2勝11敗と負のデータが並ぶ。近本も「今年は本当によく打たれたなというのはありますし、よく抑えられたなというのが本当にあった」と苦々しく振り返る。「何とか2勝、チーム全体で勝っていきたい」と短期決戦で雪辱を期する。
意識する相手選手には同じ94年11月生まれのDeNA・佐野の名前を挙げた。「佐野は同級生なので、去年も今年も切磋琢磨(せっさたくま)しながら、意識してプレーしていました」という。
「佐野の前にランナーを置くのも嫌ですし、ランナーがいなくて佐野に回ってきても、後ろにいいバッターがいるのですごく考えさせられる」と要警戒の理由を明かした。
今季の近本はDeNA戦で打率・289、横浜スタジアムでも同・273と極端に苦手とはしていない。走者を置いた打席ではかえし、いない場面では自らが出塁して盗塁王の足でかき回す。近本らしさを存分に発揮して勝利に貢献する。
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