阪神・佐藤輝の同点適時打から一気逆転 スクイズ生還時にはヘッドスライディングでも魅せた

 4回、佐藤輝は坂本のスクイズでヘッドスライディングで生還する(撮影・山口登)
 4回、佐藤輝は右前に同点適時打を放つ(撮影・山口登)
 4回、勝ち越しタイムリーを放つ糸原(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-ヤクルト」(6日、甲子園球場)

 8月17日・ヤクルト戦(神宮)以来の打順、6番打者に入った阪神・佐藤輝明内野手(23)が同点タイムリーを放ち、その後勝ち越しに成功した。

 1点を追う四回。1死一、二塁で迎えた第2打席だった。カウント1-1から石川が低めに投じた130キロ直球を強振。痛烈な打球は一、二塁間を破り、二走・近本が楽々と本塁に生還した。

 ここからは阪神の流れだ。同点となり、なおも1死一、二塁で打席に入った糸原が一塁方向に鋭い打球を放つと、一塁・オスナがこれを後逸。二走・マルテが懸命に走って勝ち越しのホームを踏んだ。

 1点リードにかわり、1死一、三塁から坂本が投前へスクイズを敢行。投手の石川もホームへ素早く送球したが、三走・佐藤輝が勢いよく頭からヘッドスライディングで3点目を奪った。

 13勝目を狙う青柳にとっても、最高の追加点が入った。このリードを守り切り、チームの連敗から脱出する。

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