阪神・矢野監督 二塁・佐藤輝、右翼・大山の攻撃シフトに「頭にはずっとあった」

 劣勢の試合展開に矢野監督(左)はベンチで腕組みしグラウンドを見つめる(撮影・山口登)
 7回、セカンド守備位置へ向かう佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 4回、矢野監督はベンチ戻る西勇を見つめる(撮影・山口登)
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 「中日5-2阪神」(26日、バンテリンドーム)

 阪神は3年連続で長期ロードの負け越しが決まった。天敵・大野雄に白星を献上し、先発左腕に10連敗。バンテリンドームでは今季3勝7敗となり、18年から5年連続の同球場負け越しも決まった。

 この日は今季初めて大山を右翼でスタメン起用。七回にはプロ入り後初めて、佐藤輝を二塁の守備に就かせた。以下、矢野監督の一問一答。

 -西勇はアクシデントがあったみたいだが、いつもの投球ではなかった。

 「うーん、まあちょっとね。波に乗る前にちょっとやられちゃった感じでうん、前回とはちょっと違う、違った感じがあったかな」

 -指の影響があったのか。

 「爪の方がちょっと」

 -今後は様子を見ながら。

 「まあねえ、まあまあ、はっきり行けるかっていうのは今ちょっと言えないけど」

 -右翼・大山、二塁・佐藤輝など普段やってないところも。

 「まあまあ左で点取れないんで、何かそういう方法はないかなっていうところで、まあね、ずっと一緒でやっても変わってこないんで、そういうことで変えてもいいんじゃないかなってことで」

 -その中で陽川が期待に応えた。

 「まあまあ、そうやねえ、うん。内容的にも良かったかなと思います」

 -大山のライトや佐藤輝のセカンドを試せたのは今後にもつながる。

 「どうか分からんけど。頭の中にはずっとあって何回かやろうとしたけど、なかなか機会がなかったんで」

 -今後もあり得る。

 「むちゃくちゃはできへんけど。点取らないかん、追いつかないかんというところでは、それもオプションの中でやっていく時もあるのかなと思うけど。それがたまたま今日やったと」

 -大野雄を何とか引きずり下ろすところまでは。

 「引きずり下ろすところまではいってないしね。今日も向こうも調子が良かったというふうなところまではいってないので。まあなかなか。理想として、どこかでホームランでも出てくれるといいんだけど。なかなか連打連打でというのは難しくなってくるので」

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