敗戦の中光った!阪神・小林が今季初登板で1回3人斬り「任されたところを全力で」
「阪神0-4中日」(12日、京セラドーム大阪)
敗戦の中で今後に向けての希望となった。阪神・小林が今季初登板し、8球で1回を三者凡退に抑えた。
「とにかく全力で腕を振ることだけ考えていきました。0に抑えられたので、ホッとしてます」
0-4の九回にマウンドへ。先頭・土田は2球で追い込むと、フォークで一ゴロに打ち取った。続く大野雄は見逃し三振に。最後は岡林を初球の146キロ外角直球で中飛に仕留めた。
昨季は負傷による離脱もありながら22試合に登板して防御率2・25をマークした。今季は4月中旬に右肘の違和感で一時別メニュー調整をしていたものの、ウエスタン18試合で1勝、防御率0・95とアピール。7日に石井が新型コロナウイルス陽性判定を受け、急きょ今季初昇格となった。
次戦以降へ向けて「任されたところを全力で抑えていきたいと思います」と意気込んだ右腕。移籍3年目の29歳。巡ってきたチャンスを逃すわけにはいかない。