西勇が阪神移籍後2度目の月間MVP 7月4戦3勝、防御率0・66の活躍

 NPBは10日、7月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表した。セ・リーグ投手部門では阪神の西勇輝投手(31)が受賞。オリックスから阪神に移籍した1年目、19年9月度以来、自身3度目の月間MVP受賞となった。

 7月は4試合の先発で3勝0敗、防御率0・66の好投で、チームの大逆襲に大きく貢献。「この7月、先発投手は全体的に阪神は良かった。みんなで刺激しあいながら、いい緊張感もありながら、お互いにみんなで切磋琢磨(せっさたくま)していった結果が、みんないい防御率で、みんながいい成績を残せて、その中でたまたま自分が良かっただけ」とチームの投手陣全体の奮闘を強調。

 「残りあと40試合くらいなので。先発陣も分かってますし、チーム全体的にもやらないといけないというのは、みんなからすごく伝わってきますので。意気に感じて、自分の登板の時には常にできることを考えてプレーしていきたいと思います」と“奇跡のドラマ”へ向けて意気込んだ西勇。次回は11日の中日戦(京セラドーム)で、先発マウンドに上がる予定になっている。

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