「阪神－中日」（２８日、甲子園球場）

　前夜は雨天中止でスライド登板となった阪神・西勇が奮闘。チーム２３年ぶりとなる三重殺など拙攻拙守が目立ちながらも、中日のミスにも助けられ勝利を飾った。

　今季初の３連勝を狙う一戦で、２４日のヤクルト戦で走塁中に左足を負傷した大山は再びベンチスタートとなった。一塁には代わりに山本が出場し、２番には熊谷。３番・中野、４番・佐藤輝、５番・糸井のクリーンアップで中日先発・大野雄に挑む。

　期待が掛かるのは佐藤輝。大野雄に対して昨季５打数２安打１本塁打。今季も４月１２日（バンテリン）の対戦で３打数２安打、３号ソロを放っている。

　先発マウンドに上がるのは秋山。今季はここまで防御率９・３５と本調子になく、１０日に出場選手登録を抹消された。本来は２６日の２軍練習試合で実戦復帰を予定していたが、小川の故障離脱もあり、１軍登板が決まった形だ。

　試合開始は午後６時を予定。両軍スタメンは以下の通り。

　【中日】

　１番・右翼　平田

　２番・中堅　岡林

　３番・左翼　Ａマルティネス

　４番・一塁　ビシエド

　５番・二塁　阿部

　６番・捕手　木下

　７番・三塁　石川昂

　８番・遊撃　堂上

　９番・投手　大野雄

　【阪神】

　１番・中堅　近本

　２番・二塁　熊谷

　３番・遊撃　中野

　４番・右翼　佐藤輝

　５番・左翼　糸井

　６番・一塁　山本

　７番・三塁　糸原

　８番・捕手　坂本

　９番・投手　秋山