【俺たち年男】阪神・小野寺「厄年より寅年が勝つ年に」まずは歩き方から改善!

 2022年に『年男』を迎えた選手に、新年の意気込みなどを聞く新企画(随時掲載)がスタート。第1回は1998年生まれの阪神・小野寺暖外野手(23)が登場する。支配下登録を勝ち取った昨季はウエスタンの首位打者に輝きながら、1軍では打率・179。打撃力アップのために“歩き方”から改善していく。

  ◇  ◇

 オフに伸ばし始めた顎ひげのせいだろうか。顔つきに精かんさが増した小野寺は、いつも通り前向きだった。

 「寅年なんですけど、厄年なんですよ。厄年より寅年が勝つ年にしたいですね」

 年始には地元・奈良の春日大社、そして大商大在学時から野球部でお参りしていた大阪箕面にある『勝ちダルマ』で知られる勝尾寺を参拝。おみくじは残念ながら「小吉」だったそうだが、「でも、テレビでやっていた占いで魚座のA型が(全体の)2位だったのでいいかな」とあっけらかんと笑ってみせた。

 育成ドラフト1位で入団。2年目を迎えた昨季は1軍春季キャンプからアピールを続け、4月に支配下登録を勝ち取った。ウエスタンでは首位打者(・315)、最高出塁率(・391)の2冠に輝くなど活躍。一方で1軍では17試合でスタメン出場、34試合で打率・179と苦しんだ。

 トップレベルでも通用するために、まずは“歩き方”の改善に取り組んでいる。「左のケツ(尻)に力を入れるのが下手くそで打撃のテークバックの時に力が入らず浮いてしまう」。欠点克服を目指し、奈良のパーソナルトレーナー指導のもと、「昔からペンギンみたいと言われていた」というガニ股歩きを矯正。腹筋に力を入れて真っすぐ歩くことを心掛けることで「だいぶ変わった」という。

 今後は大山、梅野らとの合同自主トレへの初参加を予定する。年男として迎える3年目。持ち前のポジティブシンキングで飛躍の年にしてみせる。

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