阪神 藤井康雄氏が佐藤輝の指導にも意欲「柳田タイプかなと思います」コーチ就任

就任会見で笑顔を見せる阪神藤井康雄1・2軍巡回打撃コーチ(代表撮影)
就任会見に臨む阪神藤井康雄1・2軍巡回打撃コーチ(代表撮影)
就任会見を終え、嶌村球団本部長(左)とグータッチを交わす藤井康雄1・2軍巡回打撃コーチ(代表撮影)
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 阪神は16日、藤井康雄氏(59)の1、2軍巡回打撃コーチ就任を発表し、兵庫県西宮市内の球団事務所で就任会見を開いた。背番号は「81」で年俸は1800万円(金額は推定)。プロ通算282本塁打を誇る“ミスター・ブルーウェーブ”は、佐藤輝の育成に心血を注ぐことを誓った。

 「外から見ていて一番注目していました。すごい選手が入って来たなと思いましたし、飛距離もそうですし。僕が見た中で柳田であるとか、大谷翔平クラスの飛距離というか。今年でしたら杉本。彼らなんかとも変わらないんじゃないかなと」

 身体の適切な使い方はタイプによって4種類存在するという「4スタンス理論」を指導の根幹に置く藤井氏。佐藤輝はソフトバンクのコーチ時代に指導し、「柳田タイプかなと思います。なんとなくこうしたらいいんじゃないかなというのは思っています」と“ギータ化”を促していく。

 また、人間的な部分でも佐藤輝と柳田には共通点があると見ている。「ちゃんと順序立てて話をしていかないといけない選手もいますし、ポイントポイントをしっかり、ここだけ分かっていればいいというタイプがあるので。柳田というのは1から10まで話をしなくてもポイントポイントが分かっていればいいですよという形で、佐藤君もそんな感じかなという」と分析した。

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