阪神・スアレス、5戦連続の38S 球児、呉昇桓に続いた!虎3人目の快記録

 最後を締め梅野と喜ぶスアレス
試合前の円陣でゲキを飛ばす阪神・ロベルト スアレス=横浜スタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「DeNA0-2阪神」(6日、横浜スタジアム)

 どこまでも頼りになる男だ。阪神・スアレスが、08年・藤川に並ぶ球団歴代5位の38セーブをマーク。藤川、呉昇桓に次ぐ球団3人目の快記録となった。

 「先発ピッチャーも頑張っていましたし、もちろんリリーフピッチャーも頑張って。バッターも点を取ってくれて勝ちにつなげてくれたので、それを生かせて良かったです」

 2-0の九回に登板。先頭の牧を1球で二ゴロに打ち取ると、続く宮崎を見逃し三振。ソトを三ゴロに仕留めた。これで5試合連続セーブ。さらには、昨季11月3日・ヤクルト戦から58試合連続で被本塁打なしと、圧倒的な数字を残している。

 “不敗神話”も継続だ。1日・中日戦(甲子園)から5試合連続で、試合前の円陣に登場。助っ人の声出しの分だけ、チームは連勝を伸ばしてきた。この日は「1位になるためには、もっともっとみんなで全力で勝ち続ける必要があると思います。一体感は強さを生みます」と力説。右腕の呼びかけで、ナインが手を合わせて勝利を誓った。

 この言葉を体現するかのように、チーム一丸で5連勝。「毎日(円陣に)立てるように頑張ります」と連勝継続に意欲を見せた。悲願の頂点へ、守護神がチームを一つにする。

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