阪神・矢野監督、4失点KOのチェン2軍降格明言「球が高い」 投壊で今季初二桁失点
「DeNA12-6阪神」(7日、横浜スタジアム)
阪神は14安打12失点と今季初の2桁失点でDeNAに敗れて、連勝が4でストップした。
七回に3点差を追いつく粘りをみせたものの、その直後に登板した4番手の小林が誤算だった。前日まで防御率0・84と抜群の安定感を誇っていた右腕が先頭・オースティンに勝ち越しソロを被弾。その後も、宮崎に右越え適時二塁打を浴びるなど4失点。矢野監督は「慎重にはなる場面やけどね、追いついたとこやから。慎重になるのももちろん分かるけど、強気にいっているというのがちょっと弱かったかな。そこで一気に流れに飲まれたかな」と、その投球を振り返ったが、貴重な中継ぎと貢献してきただけに「責めるつもりはまったくないよ」とフォローした。
一方、先発も四回途中4失点でKOされたチェンに対しては2軍降格を明言。三回まで無安打投球だったが、突如、四回に乱れた。「やっぱりボールが高いね。いいコースでもやっぱりボールが高いと、バッターには甘く見えちゃうから。球の走りとか立ち上がりは、この前より逆にいいんじゃないかというぐらいの球はあったからね。もうちょっと高さが、頑張って低くいけたら、また違ったかなと思うけど」と制球の甘さへの苦言を繰り返していた。