阪神・藤川 あとアウトひとつでまさか…悪夢の逆転サヨナラ負け 西浦に痛恨3ラン被弾

9回、西浦にサヨナラ3ランを打たれる阪神・藤川(撮影・飯室逸平)
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 「ヤクルト3-1阪神」(25日、神宮球場)

 阪神が悪夢の逆転サヨナラ負け。2連敗で、2カード連続の負け越しとなった。

 守護神・藤川が九回2死から、代打・西浦に3ランを被弾した。登板2戦連続失点で今季初黒星。

 この回、1死から渡辺を四球で歩かせる。続く4番・村上を空振り三振に斬ったが、上田に中前打を浴びて一、二塁。ここで代打・西浦を打席に迎えた。1ストライクから2球目、高めに浮いた145キロを狙われると、左翼スタンドに飛び込む3ランとなった。

 試合後、藤川は「相手が上回ったと思う。悔しいし、絶対にやり返します」と、リベンジを誓った。

 試合は序盤から秋山、高梨の投手戦。互いに譲らぬ中、阪神が八回、梅野の1号ソロで待望の先制点を奪った。秋山から岩崎、スアレスと方程式でつなぎ、勝利まであと一歩のところで暗転した。

 藤川のサヨナラ被本塁打は2016年6月10日・日本ハム戦(札幌ドーム=打者・レアード)以来、4年ぶり通算5本目。ヤクルト戦では初めて。

 阪神は連敗で2カード連続の負け越し。これで開幕から6試合を戦い、1勝5敗。早くも借金4、単独最下位と浮上の兆しが見えない。

 ヤクルトはカード勝ち越しで勝率5割に復帰した。

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