近本が今季145安打目、ミスターのセ・リーグ新人記録まであと「8」

 「阪神-ヤクルト」(12日、甲子園球場)

 阪神の近本光司外野手(24)が五回に、この試合2本目、今季145本目となる安打を放った。

 「2番・中堅」で先発出場していた近本は三回、1死走者なしで打席に立つと、ヤクルトの先発・山田大の初球、134キロの直球を中前に運んだ。ここでは二盗も決め、節目の30盗塁に到達した。セ・リーグ新人では2001年・赤星憲広(阪神=39)以来、18年ぶり6人目。球団では前述の赤星以来、2人目。同氏が持つ球団新人記録まであと9に迫った。

 さらに、五回には今季145安打目となる中前打を放った。長嶋茂雄(巨人)が1958年に記録した、セ・リーグ新人記録の153安打にまた一歩、近づいた。

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