阪神、二回に猛攻7得点 梅野先制ソロ含む打者11人8安打でアドゥワ撃ち

2回、先制ソロを放つ阪神・梅野隆太郎=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島-阪神」(2日、マツダスタジアム)

 阪神は二回、梅野隆太郎捕手の先制ソロを含む、打者11人8安打の猛攻で今季最多となる1イニング7点を奪った。

 先頭で打席を迎えた二回。2ボールからの3球目、アドゥワが投じた真ん中寄りの140キロ直球を完璧に捉えた。打球は失速することなくグングン距離を伸ばしてバックスクリーンに着弾。5月22日のヤクルト戦(甲子園)以来、9試合ぶりの一発で先制した。

 選手会長の一撃に打線が奮起。四球と安打で無死一、二塁とすると、ガルシアが犠打を決めて1死二、三塁と好機を拡大した。続く近本は、初球の直球を捉えると二塁手・菊池涼のグラブをかすめて右前へ。その間に三走・高山、二走・木浪が生還して2点を追加した。

 勢いは止まらない。2死一塁からは糸井が右前打で一、三塁とチャンスメーク。4番・大山は右翼フェンス直撃の2点適時三塁打を放ち、応戦した。2死三塁ではマルテが左前適時打。高山も2死一、三塁から右前へ適時打をマークするなど、この回打者11人、8安打の猛攻で7得点をもぎ取った。

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