才木、松坂にリベンジだ 前回初先発初黒星「やり返したい」
阪神・才木浩人投手(19)が30日、「リベンジの元祖」に再挑戦する意気込みを見せた。先発する1日・中日戦(ナゴヤドーム)で投げ合う相手は松坂。投球テンポを意識し、2度目の挑戦で勝ち星をつかむ。
「前回、やられているので。その分、やり返したいなと思います」と力を込めた才木。プロ初先発だった5月20日の中日戦(ナゴヤドーム)で投げ合い、5回5失点で初黒星を喫した。一方、松坂は6回1失点で2勝目を挙げている。
1999年。当時西武の松坂は、「リベンジ」という言葉を世に広めた。ロッテの黒木知宏と投げ合い、敗れた際に使ったことで広く認知され、その年の流行語大賞に選出。それから19年の時を経て、19歳の若虎が37歳の“元祖”に雪辱を果たそうとしている。
レジェンド右腕のオーラを「マウンドにいるだけで雰囲気、空気が本当にすごかった」と肌で感じた前回。だからこそ、才木の闘争心が湧き上がる。なるべく走者をためずに、「先発なんで攻撃にいいリズムを持っていけるように」と勝利を呼び込む投球を心掛けていく。
「また投げ合わせてもらえるというのはうれしい」と尊敬する大投手に勝ち、さらなる成長の足跡を刻む。
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