石崎が危険球退場 スッポ抜け大野奨の左側頭部直撃
「阪神-中日」(8日、京セラドーム大阪)
阪神の2番手・石崎剛投手が危険球で退場処分を受けた。
五回、1死満塁のピンチで救援。平田を二飛に抑えたが続く高橋の3球目、坂本のパスボールで勝ち越し点を献上した。さらに高橋を四球で歩かせると、福田には押し出し四球で失点。続く大野奨の打席だった。
2ボール1ストライクから4球目、スライダーがスッポ抜けた。体付近を襲う球に、大野奨はかがみながらよけたが、左側頭部に直撃した。審判団が協議の上、石崎は危険球として退場。担架が運び込まれるなど心配されたが大野奨は自力で立ち上がり、両脇をスタッフに抱えられながらベンチに下がった。
石崎の危険球退場は自身初。阪神投手の危険球退場は2015年5月9日・広島戦(甲子園)での松田が受けて以来、3年ぶりとなった。
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