高山&糸原の明大コンビで追加点 星野氏追悼試合で存在感「後輩として頑張る」

 4回、中前打を放つ糸原
2枚

 「オープン戦、阪神2-2中日」(10日、甲子園球場)

 明大コンビが、特別な一戦で輝きを放った。阪神の高山俊外野手と糸原健斗内野手が四回に躍動。貴重な追加点を2人でもぎ取った。母校の偉大な先輩を追悼する試合で、存在感を発揮した。

 まずは糸原が先陣を切った。1死から左腕・笠原の直球を捉え、中前に鋭くはじき返しチャンスを作った。2死一、二塁となり打席に入ったのは高山。外に逃げていくカットボールを強引に引っ張り込み、右翼線への二塁打で糸原をホームにかえした。

 背番号「77」を背負って臨んだ試合。糸原は「気持ちの面では、自分のプレーをするだけと思って試合に入りました」と平常心を貫いた。星野氏へは「すごい方なんで」と尊敬の念を表しつつ、「後輩として頑張ります」と力を込めた。

 もう一人の明大出身、高山は「後輩として、甲子園で結果を出せて良かったです」とうなずいた。この日まで2試合ノーヒット。本来の力を示す一振りで追悼試合を盛り上げた。金本監督も「ぼちぼちね」と復調の気配は感じている。

 昨年12月1日、星野氏の「野球殿堂入りを祝う会」に出席した2人は、「頑張れよ」と声を掛けてもらった。闘将の言葉を胸に、これからもプロの世界で戦っていく。

2023-11-05
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