阪神、オープン戦4連敗も収穫大 藤浪&才木が上々の内容 大山と高山がマルチ安打

8回、右前打を放つ高山=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「オープン戦、阪神3-5DeNA」(6日、甲子園)

 開幕ローテ4番手候補の藤浪が、4回を2安打3失点。3回までは一人の走者も許さない完全投球。四回1死から死球、左前打で得点圏に走者を背負うと、ロペスに甘く入った144キロを左翼席に運ばれた。ただ、四回以外は制球もよく、スライダーを軸に毎回の7三振を奪う好内容だった。

 2番手・才木は4回を1安打無失点の好投。六回には3者連続空振り三振を奪うなど、長身からの角度のある投球でDeNA打線を封じ込めた。

 3番手の島本は九回1死から内野安打を許すと、2死から代打・中川大に2ランを被弾した。

 打線では、甲子園初出場となった新外国人のロサリオ(前韓国ハンファ)が初回の第1打席で中前打。3点を追う六回1死一、二塁から、大山が右線に適時二塁打。九回に代打・北條が中前適時打を放ち、大山と高山もマルチ安打をマークしたが、チームは敗戦。これでオープン戦は4戦全敗となった。

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