虎風荘にレジェンド写真 偉大なOB見て意識高めろ!

 小山正明氏
3枚

 阪神が独身寮の虎風荘に球団の歴史を彩ってきたレジェンド選手や監督の写真パネルを設置したことが5日、分かった。パネルの下には功績や歴史がキャプションとして添えられており、それを常に目にすることで、若虎のモチベーションを上げていくことが狙い。偉大なOBたちの存在感を意識しながら、次代のミスタータイガースを目指す。

 1人でも多く、レジェンドに肩を並べるような選手になってほしい-。そんなフロントの思いが、虎風荘の“模様替え”へとつながった。階段の踊り場などに設置されたのは輝かしい実績を残したOBたちのパネル。球団幹部は「歴史を大切にという思いと、若手のモチベーションの維持に」と明かす。

 これまで虎風荘内には応接スペースに03、05年の優勝記念パネルや殿堂入りした選手、指導者のプレートなどが飾られていたという。今回の模様替えでは球史に名を残した選手たちを中心に、若林忠志氏や藤村富美男氏、小山正明氏、村山実氏、藤田平氏、江夏豊氏、掛布雅之氏、岡田彰布氏らのパネルとキャプションを設置した。

 さらに現在はチームを率いる金本監督や、1992年に“亀新フィーバー”を巻き起こした新庄剛志氏や亀山努氏らのパネルも設置。食堂やトレーニングルームなど選手が自室から移動する際、必ず目に触れる場所に置かれている。

 日々、名だたるOBたちを意識することで練習に取り組む姿勢や、私生活面で自分自身の身と心を律することにつながる。そしていつか自分も後輩の目に触れるような選手となるために-。若虎が上を目指して励む環境を整えた。

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