尾仲“虎色”決意表明!人的補償阪神入団…通達一夜明け「期待に応えたい」

 嶺井(左)に激励され、がっちりと握手をする尾仲
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 DeNAにFA移籍した大和内野手(30)の人的補償で阪神に入団する尾仲祐哉投手(22)が11日、横須賀市のベイスターズ球場で調整を行った。プロ1年目のオフに移籍が決まったことで動揺し、驚いた心境を吐露。新天地で迎える来季は1軍に定着し、20試合以上の登板と“甲子園デビュー”を誓った。

 動揺がない、と言えばウソになる。人的補償でDeNAから阪神への移籍を通達された10日から一夜明け。尾仲は「僕が一番ビックリしています。人見知りなので、不安な気持ちはあります」と正直な思いを口にした。

 プロ1年目に着たベイスターズのユニホームを早々と脱ぎ、新たに阪神のタテジマに袖を通す。お世話になったチーム、仲間たちとの別れもつらい。だが「選んでもらったからには期待に応えたい」と気持ちを切り替えた。

 「野手も若手が増え、バランスの取れた、いいチーム」と阪神の印象を語った尾仲。「熱い方」とのイメージがある金本監督の指導を受け、ウエートトレーニングを含めた厳しい練習にも取り組む覚悟だ。

 来季の目標も掲げた。今季の登板は11試合。「倍以上の成績を残したい」と1軍に定着し、20試合以上マウンドに上がることを誓った。福岡・高稜高時代に甲子園出場の経験がなく「舞台に立ったことがない。1日でも早く投げられるようにしたい」と、目を輝かせて憧れの聖地初登板を思い描いた。

 この日は黄色のウインドブレーカーに黒の短パン姿という猛虎カラーで体を動かし「偶然です」と笑った尾仲。「自分の野球人生。できることをしっかりやりたい」。気持ちの整理をつけ、請われて行く金本阪神で飛躍を遂げる。

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