金本監督、鳥谷とがっちり握手「次は2500、必ず打てよ」

 「阪神8-3DeNA」(8日、甲子園球場)

 坂本の2ランでベンチに戻ってきた鳥谷を阪神・金本監督は笑顔で出迎え、握手を交わして声をかけた。「『次は2500、必ず打てよ』ということを言いました」。祝福の思いと今後に向けたエール。何より勝利で節目を祝えたことがうれしい。

 「2000本打った日にね、勝てたというのが今日は一番うれしいですね」

 広島での3連敗を引きずらなかった。「(3連敗でも)打線の反発力とか選手の姿を見ていて、負けて言うのもおかしいけど強くなったなという」。その上で、鳥谷自ら反撃打で偉業を達成した試合だ。継投では八回に高橋を投入するなど柔軟な采配で勝負にこだわった。DeNAとのゲーム差を4・5に広げた白星で花を添えた。

 05年には同じ選手として優勝を経験。監督1年目の昨年は、鳥谷が苦しむ姿を間近で見ていた。「成績がダウンしたら次の年が勝負になってくるけど、その勝負に見事に勝ったというね」。鳥谷の復調があったからこその今季の戦いぶりだ。

 「(長所は)体の強さもあるでしょうし、休まず出て、ずっと出続けての達成ですから。内野手でね。たいしたものだと思います」と金本監督。軸となる鳥谷の存在があってこその超変革。これからも大きな期待をかけ、共に戦っていく。

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