阪神4連勝 延長11回に鳥谷が決勝打、ナゴヤドームでは4年ぶりの竜戦3タテ

ハイタッチで勝利を喜ぶ阪神ナイン=ナゴヤドーム(撮影・飯室逸平)
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 「中日2-3阪神」(20日、ナゴヤドーム)

 阪神が4連勝。延長十一回、鳥谷の左前適時打で試合を決めた。鳥谷は2戦連続の猛打賞。節目の大台2000安打まで、残り「14」本とした。

 この回、代わったばかりの岩瀬に対して、先頭の森越が左前打で出塁した。これが移籍後初安打。2014年オフに中日を戦力外になり、15年から阪神に入団。14年5月10日の広島戦以来、プロ通算3本目の安打でチャンスメークすると、続く糸井が中前打でつなぐ。さらに福留の右飛で一、三塁とした。

 ここで大山に代わって、代打で中谷が登場。絶好機で空振り三振に倒れたが、続く鳥谷がチームを救った。初球、外寄り高めの132キロスライダーを狙った。ライナー性の打球は左翼前で弾んだ。鳥谷は四回に右翼線二塁打、八回に左翼線二塁打を放ち、2試合連続の猛打賞を記録した。

 鳥谷は、「チャンスだったので結果につながり、勝ちたい試合で点が取れて良かった。(猛打賞に)役割は各打席で違うけど、いい結果でいい試合で終われて良かった」と話すと、「(2000安打は)1日も早く達成できるように頑張りたい。暑いのは好きなのでいい結果につながっている。最後の遠征6試合では一つでも多く勝って甲子園に帰りたい」などと語った。

 今季8度目の延長戦。6勝1敗1分けで、6連勝と勝負強さを誇る。この日は先発・能見が5回8安打2失点の粘投。初回、俊介&上本の連打で1点を先制したが、以降はなかなか決定打がなかった。チームはこれで4連勝。ナゴヤドームでの中日戦では、13年8月23~25日以来4年ぶりとなる同一カード3連戦3連勝を記録した。

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