北條、レギュラー再奪取狙う!!左腕4番勝負で巻き返す「しっかり結果残す」

 阪神・北條史也内野手(22)が17日、レギュラー再奪取へのアピールを誓った。18日からの中日3連戦に向けて名古屋に移動。相手は3試合全て左腕の先発で、22日の巨人戦も田口の先発が濃厚。「出られたらチャンスだと思うので、しっかり結果を残したい」。今週の左腕との「4番勝負」がチャンスとなる。

 昨年、中日には対戦打率・344だったがそれも過去のこと。「相手は関係ありません。やることをやるだけです」。立場を考え自身のことに集中する。

 14日からの広島3連戦は相手先発が全て右腕だったこともあり、左打ちの糸原が3試合連続で遊撃のスタメンだった。北條自身の調子が上がらない現状と並行して、糸原の評価が上昇し、16日の広島戦では1番で起用されていた。

 金本監督は「右左の兼ね合いがあるけど、今だったら(相手投手が)右だったら(1番は)糸原になるよね。振りも一番鋭いんじゃない?振りの速さというか」と評価。糸原の存在感が増しているだけに、巻き返しのチャンスは逃せない。

 片岡打撃コーチは「この3試合(広島戦)は右が続いて北條もね…。また遊撃として頑張ってもらわないといけない選手だし、仕切り直してというかね」と期待する。シーズン中でも変わらず続く競争。そこに勝ち抜くことが自身のためであり、チームの底上げにもつながっていく。

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