阪神・藤浪晋太郎投手（２２）は、３月に開催される第４回ＷＢＣの出場を熱望している。日の丸を背負って世界と戦う姿に、幼少期から憧れてきた。「ＷＢＣは自分の中で特別。第１回、第２回もテレビで見て、しびれた場面も多かった。憧れが自分の中で強い。ぜひ行きたいという気持ちは強い」と素直な思いを明かした。

　昨年１１月の強化試合では侍ジャパンに招集され、一定の手応えをつかんだ。オランダ戦に「第２先発」として登板し、３回２失点。「ホームランを打たれたけど、そんなにガッツリ打たれたわけではない。（ＷＢＣの）ボールも難しかったけど、体験できただけでも全然違う」。現時点でメンバー入りは未定だが「もし選ばれたら、すごくいい経験になると思います」と本大会へ思いをはせた。