藤浪新登場曲は尾崎の名曲!歌はミスチル・桜井のカバーバージョン

 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が30日、投手用の登場曲を来季初めて変更することを明かした。入団以来、Mr.Childrenの「PADDLE」を使用してきたが、17年から故尾崎豊さんが作詞・作曲を手がけた「僕が僕であるために」に変える。ミスチル・桜井和寿(46)が所属するグループ「Bank Band」のカバーバージョンが聖地に響く。

 「歌詞がいいなと思うので、ピッチャー用の登場曲にしたいと思っています」

 83年にリリースされた尾崎豊さんのファーストアルバム「十七歳の地図」に収録されている名曲。後年ドラマの主題歌にもなり、多くの歌手にもカバーされてきた。同曲の歌詞の中にある「僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない」というフレーズは、投手心理に重なるところがあるのかもしれない。

 今季は26試合に登板し7勝11敗、防御率3・25。4年連続2桁勝利を逃し、チームもBクラスに終わる悔しいシーズンとなった。巻き返しを誓う来季へ、毎年変えている打者用の登場曲は「決めかねています」と藤浪。マウンドに上がる時は、尾崎豊さんの魂がこもった熱いBGMが背中を押してくれる。

 藤浪が藤浪であるために-。ただ貪欲に勝利を目指していく。

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