ドドドリスの大爆勝七回だよ!全員三振
「オープン戦、阪神4-0日本ハム」(13日、甲子園球場)
強打者相手の見事なリリーフに、スタンドがどよめく。拍手と歓声が注がれる。最速153キロを記録した直球に加え、変化球もさえた。阪神ラファエル・ドリス投手が圧巻の3者連続三振を披露。魅力満載の12球だった。
「真っすぐもツーシームも良かったと思う。日本を代表するバッターと対戦できたのはいい経験。自分にとってプラスになる」
4点を奪った直後の七回だ。先頭の田中賢を変化球で空振り三振に仕留め、続く大谷には5球目の内角直球で見逃し三振に。最後は中田に対し、3球目の外角低めに制球されたフォークで、手を出させない。見逃し三振で鮮やかな奪三振ショーを締めくくった。
試合後、金本監督は本音を漏らした。「(マテオとどちらか一人なのは)もったいないね。安心してますね、ピッチャーに関しては。安心と言うとおかしいけど期待以上のものは見せてくれている」。前日、マテオが守護神当確の投球を披露。香田投手コーチも「アクシデントがあった時にすぐいける状態には仕上げてほしい」と話すが期待は大きい。
「彼(マテオ)がいいピッチングをしているのはうれしい。マウンドに立つのは一人なんで、自分はマウンドに上がって自分のピッチングをするだけ」。前だけを向く右腕の存在が、虎投の布陣をさらに厚くしてくれる。
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