和田采配 連夜のズバズバ!Gに1・5差

 「阪神3‐2巨人」(22日、甲子園)

 風の流れをピタリと読み当てた。今だ‐。感性に逆らわず、迷わず動いた。1点を追う六回、2死二、三塁。大和に告げた阪神の代打・新井良。逆転の2点右前適時打。絶好調の和田采配がこの夜も勝利を呼び込んだ。

 六回、2死まで無安打。12日に完封負けを喫した杉内に手も足も出なかった。メッセンジャーが左翼フェンス直撃のチーム初安打で風穴を開け、上本が左線二塁打で続いた初の絶好機。動に転じることで局面を切り開いた。

 「2アウトからポンポンといった時点で良太と決めていた。当然、セキ(関本)という選択筋(すじ)もあったんだけどね」。脳裏で描いた通りに進んだストーリー。指揮官の研ぎ澄まされた神経が、聖地に歓喜を呼んだ。

 呉昇桓が同点弾を浴びる誤算はあったが、福留の劇弾で今季4度目のサヨナラ勝ち。巨人との差を1・5に縮め、6カード連続の勝ち越しを決めた。「2つ取ったら3つ取りにいくよ」。今月13勝2敗と絶好調のタテジマが、宿敵をひねりつぶす。

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