能見踏ん張れず…7回4失点で3敗目

 「阪神2‐4巨人」(9日、甲子園)

 勝負どころで阪神のエースが崩れた。1‐1同点の七回。先頭の阿部に与えた四球から試合が暗転した。ロペスの左翼二塁打で1死二、三塁。打席には勝負強い長野だ。

 一塁はあいていたが、ベンチは勝負を選択した。「一応、監督に確認をとって勝負になった」と中西投手コーチが振り返った場面。能見も「勝負は勝負なので」と迷いはなかった。だが、3球続けたチェンジアップを狙われた。長野の打球はしぶとく三遊間を破り、勝ち越し点を献上。

 さらに、代打井端の適時内野安打と坂本の中犠飛で3失点。巨人打線にワンチャンスをモノにされた。「先頭の四球やね」と能見。和田監督も「兆候があるとすればそこかな。ただそれまでよかっただけにね」と先頭阿部への四球を嘆いた。

 序盤はテンポよく快調に飛ばした。フライアウトを重ね、塁上に1人の走者も許さない。「いつも通りの感じでいった」と五回2死までパーフェクト。それだけに、変化球を狙われた六回以降の投球が悔やまれる。

 能見は今季早くも3度目の巨人戦の登板。これで12年9月から12カード連続となった。今季3敗目を喫したが、今年も打倒巨人のキーマンに変わりはない。まだ5月だ。リベンジの機会は残っている。

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