日本相撲協会は31日、大相撲九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)の新番付を発表し、日本出身横綱誕生の期待がかかる大関豪栄道は初の綱とりに「誰もが経験できることではない。幸せなこと」と意気込み、大関とりとなる関脇高安は「チャンスをものにしたい」と抱負を語った。横綱、大関同時昇進が実現すれば昭和以降で1993年初場所後の曙、貴ノ花(後の横綱貴乃花)以来23年ぶり8例目の快挙となる。
長野県出身では84年ぶりの新三役となった新小結の御嶽海が打倒上位陣に意欲をのぞかせ、元学生横綱の大輝改め北勝富士、小兵の石浦の新入幕2人が活躍を期した。