三木谷会長「もう少し補強が必要だった」 J1最下位の神戸 今夏の補強を明言

 J1神戸が14日、神戸市内でサポーターとの意見交換の場となる「サポーターカンファレンス」を開催。開幕11戦未勝利で最下位に低迷するチーム状況に今夏の補強での巻き返しを明言した。

 三木谷浩史会長(57)もオンライン参加し、冒頭にあいさつした。昨季クラブ史上最高の3位となり「2021年の実績をベースに2022年も戦えばそれなりのシーズンは整っていくかなと考えていました」と述べた。しかしACL出場や代表活動などで過密日程となり、主力の攻撃陣に序盤から負傷者が続出。低迷の要因にもなっており「反省の面でいうともう少し補強が必要だったと感じています。代表活動での故障というのは非常に残念ではありますが、言い訳をしても仕方ない」と振り返った。

 強化責任者である永井秀樹スポーツダイレクター(51)は今夏の補強の重要性を強調した。「夏の補強に向けてすごく大事なことだと思っております。現有戦力を見極めていきながら補強という補って強くなる言葉通りのことを実践していきたい」と明言した。

 首位とは勝ち点で21差が開いている。永井SDは「我々が目指すところは現段階では変わっておりません。リーグ、カップ戦、天皇杯含めて一番いい結果を追求していきます」と、開幕前に目標に置いたタイトルを目指すシーズンである方針も繰り返した。

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