20歳FWが大仕事!鹿島期待のストライカー鈴木がPKゲット
「明治安田生命J1チャンピオンシップ決勝・第2戦、浦和1-2鹿島」(3日、埼玉スタジアム2002)
鹿島の次なる黄金期の担い手と期待される20歳のストライカーFW鈴木優磨が、大仕事をやってのけた。後半途中に投入されると、同34分にスルーパスに抜け出し、PKを獲得。PKは金崎に譲ったが、決勝点を演出する値千金のプレーとなった。
11月の天皇杯で痛めた右肩がまだ万全ではなく、後半43分に交代。「途中から出て仕事して代わるとか、なんか格好いいなと思った」と笑ったが、本音は違う。「冗談です。最後までピッチに立っていたかった。悔しい思いはある」と、満足感には浸らなかった。
クラブW杯、天皇杯と狙えるタイトルはまだまだある。「この1年で幅が広がったと思う。天皇杯もクラブW杯も無駄にしない」。常勝軍団のエースへ、歩みは止めない。