原口、日本選手初の4戦連発も「ゴールはおまけ」 献身的プレーで勝利呼び込む

 「W杯アジア最終予選、日本2-1サウジアラビア」(15日、埼玉スタジアム2002)

 サッカー日本代表は、W杯アジア最終予選・B組第5戦のサウジアラビア戦に2-1で勝った。3勝1分け1敗の勝ち点10。暫定順位で、サウジアラビアに次ぐ2位となった。前半45分、MF清武弘嗣(27)=セビリア=がPKを決めて先制。後半35分には、MF長友佑都(30)=インテル・ミラノ=のクロスを受けたFW原口元気(25)=ヘルタ=がゴールを決めた。原口はW杯アジア最終予選では4試合連続得点で、日本選手初の快挙となった。

 原口は試合後のインタビューで「きょうは勝ち点3が必要だったので、それが達成できてよかった。前半からチャンスがあって、なかなか決めきれていなかったんですけど、あのシーンだけはすごい落ち着いて、コースも見えていたのでしっかり決められました」と、ホッとした表情を浮かべた。

 ゴールを決めるだけではなく、献身的なプレーで勝利に貢献した。「ゴールはおまけというか、日本が勝つために仕事がしたいと思っていたので、それができてよかった」と振り返った。今後の戦いに向けて「これを継続することですし、(チームが)ポジティブに変わってくれたと思うので、ここから自信を持って、日本のために頑張りたいと思います」と誓った。

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