宇佐美弾もG大阪ACLへ弾み付かず

 「サッカー・富士ゼロックス・スーパーカップ、広島3-1G大阪」(20日、日産スタジアム)

 2点を追う後半23分、G大阪のFW宇佐美がMF阿部のクロスを頭で押し込み、今季公式戦1号。昨年末に誕生したまな娘・菫(すみれ)ちゃんのイニシャル「S」を両手で作るパフォーマンスを見せた。

 しかし、チームは完敗。「公式戦のスタートで、ワンタッチで点を取れたことはよかった。ゴールの流れができた」と収穫を口にしながらも、「ミスも多かったし、チームの結果につながっていない。危機感を持ってやっていきたい」と表情はさえなかった。

 前半のG大阪のシュートはわずか1本。横浜Mから加入したFWアデミウソンとの連係もまだ合わない。長谷川監督は「新しい血が入って、レベルを上げるための苦しみの段階」と表現したが、24日には今季最優先に位置づけるアジア・チャンピオンズリーグの初戦(韓国・水原戦)が控えている。

 「次からは本当に結果を出さないといけない」と宇佐美。発展途上とはいえ、少しでも早く“1段上”まで行かなければ、ACL連敗スタートだった昨季の二の舞いとなる。

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