「ドイツリーグ、ドルトムント２-０Ｅフランクフルト」（２５日、ドルトムント）

　サッカードイツ１部リーグ・ドルトムントのＦＷ香川真司（２６）は、長谷部誠と乾貴士が所属するアイントラハト・フランクフルト戦でフル出場し、前半３２分に２試合連続得点となる今季４点目を決めて２－０の勝利に貢献した。

　２試合連続得点に「ゴールはうれしい」と香川の声が自然と弾んだ。「後半に決めるチャンスがあって、決められなかったのは悔しい」と語る表情にも余裕たっぷりだった。

　１－０の前半３２分。ＤＦとＧＫの間に入った右からの低いクロスを決めた。「相手のプレスが緩かったし、自分のマークも甘かった。すごくシンプルで簡単なゴール」と笑う。それでも難しいバウンドを滑り込みながら左足で確実に捉え「体を寝かして体勢をつくりながら。そこは意識した」と解説した。

　２８日にはドイツ・カップの準決勝で強豪バイエルン・ミュンヘンと戦う。「次はまたビッグゲーム。勝ちたい」と目をぎらつかせた。