G大阪が万博9連勝!逆転V見えた

 「J1、G大阪2-1FC東京」(26日、万博)

  2位のG大阪は1-0の後半14分、MF遠藤保仁(34)がJ1最多タイとなる通算17点目の直接FKを決め、2-1でFC東京を下した。首位浦和が鹿島と1-1で引き分けたため、勝ち点差を3に縮めた。鹿島は得失点差で3位。広島はFW佐藤寿人(32)がJ2を含め11季連続2桁ゴールを決めた。

 まさに職人芸だ。1-0の後半14分、MF遠藤が左サイド、エンドライン際で得たFKで鮮やかにネットを揺らした。

 相反する二つの思いをボールに込めた。「誰かが触れば入るように」。そして「触らなくても入るように」。ボールは弧を描き、大きく曲がりながらニアへと吸い込まれた。

 9月27日以来、約1カ月ぶりのゴールは、J1トップの中村(横浜M)に並ぶリーグ通算17点目の直接FK。長谷川監督も「遠藤じゃなければああいう得点はなかった」とスーパーゴールを絶賛した。

 後半21分に失点し1点差に迫られた。それでもいい意味で変わらないのが、今のガンバの強さでもある。DF今野は「ヤットさん(遠藤)が落ち着いているからみんな焦らない」。どんなときでも淡々とした主将のプレーが、逆にチームに勇気を与えている。

 前節・柏戦で敗れ、連勝が7で止まった。首位・浦和との勝ち点も広がった。それを中3日で切り替え、万博では公式戦9連勝だ。「現状を楽しめるのは上にいるから」と遠藤は言う。

 残り4戦で浦和との勝ち点差は3。次節、首位に浮上する可能性もある。「勝ち点3取れたことは少し前進」。進んだ先には逆転Vが待っている。

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