FC東京 フィッカデンティ新監督就任

 天皇杯準決勝の広島戦(29日・国立)で敗退したFC東京は30日、小平グラウンドで解散式を行った。DF平松大志(30)の現役引退が発表され、マッシモ・フィッカデンティ新監督(46)の就任も正式に発表。今季限りで退任するランコ・ポポビッチ監督(46)は、選手やスタッフにあいさつをしてクラブハウスを後にした。

 Jリーグでは初めてのイタリア人監督の誕生となった。フィッカデンティ新監督は母国のベローナ、レッジーナの監督などを歴任し、2010~11年シーズンにはセリエAのチェゼーナの監督として、FC東京から加入したばかりのDF長友(現インテル・ミラノ)も指導した。

 クラブを通じて「何年も前から日本の文化に魅せられてきた。FC東京からの話を断る理由はなかった」とコメント。さらには「美しいサッカーを展開して結果を残すことで、チームにメンタルの強さ、クリエイティビティー、闘争心、つまりイタリアサッカー文化の根底にある勝者のメンタリティーを伝えていきたい」と意気込みを示した。

 一方、今シーズン限りで退団するポポビッチ監督は、選手、スタッフと別れのあいさつ。最後にホワイトボードに「Bravo」と書き記して2年間ともに戦った選手たちに拍手を送った。クラブハウスから去った後、来季にC大阪の監督に就任することが発表された。

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