辰吉ジュニア7戦目は初の8回戦 相手はプロ31戦の難敵も「ぶっ倒します」

 ボクシング元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(46)の次男・辰吉寿以輝(20)=大阪帝拳=が20日、大阪市内で会見し、来年2月9日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われるプロ第7戦を発表した。相手は石橋俊(29)=仲里=で54・5キロ契約、初の8回戦となる。

 寿以輝はデビュー6連勝でA級ボクサーに昇格し17年の初戦。石橋は10勝(4KO)20敗1分けながら、格上と歴戦してきたキャリアがあり、難敵だ。

 映像は見ず「警戒は特にない」と強気。初の8回戦には「しょっぱなから飛ばさないでいこう」と余裕。ロードワークでは15分、走る時間を増やしスタミナ強化に努めている。

 10月の前戦ではモンキー修平(大星)を相手に初のダウンを喫しながら5回逆転TKO勝利。「ディフェンスは向いていないことが分かった」と言いながらも来年へ向け、課題は防御に尽きる。

 今は歩幅を狭くしてフットワークを使えるスタイルへと改造中。大阪帝拳の吉井寛会長は「ボクシングが分かってきたかな。確実にステップアップしている。一時、ボクシングの怖さを知り、それを乗り越えた。石橋はしぶとい相手。できれば後半に倒せれば」と、あえて厳しい敵を選択した。

 寿以輝にとっては今後の成長を占う一戦になる。「足使って(最後は)ぶっ倒します。日本、東洋ランカーとできるのであればやりたい」と17年の抱負を語った。

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