永源遥さん急死 70歳、死因は急性心筋梗塞 12・2ノアが追悼セレモニー

 昭和と平成を彩った名脇役レスラーがまた1人、この世を去った。プロレス団体のノアは29日、都内で会見を開き、元所属選手で取締役なども務めた永源遥さんが28日に急性心筋梗塞で急死したと発表した。享年70。同日夕方に都内のサウナで倒れ、搬送された病院で息を引き取った。通夜、告別式は未定。ノアは12月2日の後楽園ホール大会で献花台を設置し、追悼セレモニーを行う。

 会見に出席したノアの内田雅之会長はショックを隠せなかった。「昨日、永源さんと午前中に長話して、その後に訃報が入ったのは青天の霹靂(へきれき)。ご家族には心よりご冥福をお祈りします」と沈痛な面持ちで永源さんの死を伝えた。

 永源さんはサウナ好きで、28日の夕方に倒れた場所も都内にある行きつけのサウナ。予兆はなく、内田会長が「まったくいつもと変わらずです。昨日はいつもより多く会話をして、午後2時ぐらいに『お先に失礼します』と帰っていきました」と亡くなる前の様子を説明した。

 永源さんは大相撲から66年に東京プロレスに入団。その後は新日本プロレス、全日本プロレス、ジャパンプロレス、ノアと渡り歩いた。コミカルなファイトで知られ、全日本では、渕正信らと結成した「悪役商会」と故ジャイアント馬場が率いた「ファミリー軍団」との抗争が前座の名物となり、永源さんの客席へ唾を吐くパフォーマンスが人気を呼んだ。

 また、幅広い人脈と営業力の持ち主としても知られ、所属団体をリング内外から支えた。ノアでは現役引退後に取締役などを務め、会社を離れてからも「顧問的存在。ノアの重鎮」(内田会長)として、事務所や試合会場に姿を見せていた。

 所属選手もショックを受けており、今年9月にGHCヘビー級王座に初挑戦するなど急成長を遂げたマサ北宮は「ビックリしました。昨日も事務所で見たので…」とさみしげな表情。「あまり試合の話をしない人だったので、(GHC戦で)『よかったよ』と褒めていただいたときはうれしかったです。これからは天国に届くようないい試合をしたい」と恩返しを誓った。

 ノアは12月2日の後楽園ホール大会で献花台を設置し、追悼セレモニーを行う予定。同3日のディファ有明大会でも献花台を設置する。

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