ボクシング5大タイトル戦を11月23日に大阪で開催
ボクシングの六島ジムは25日、大阪市内で5大タイトルマッチを11月23日に大阪・住吉スポーツセンターで行うことを発表した。
東洋太平洋スーパーウエルター級王者・細川貴之(31)が同14位・大石豊(井岡弘樹)と初防衛戦、東洋太平洋ミドル級1位・太尊康輝(23)が同王者・ドゥワイト・リッチー(オーストラリア)に挑戦する2戦はすでに決定。
この日、WBOアジアパシフィックスーパーフライ級王座決定戦で同4位・向井寛史(30)が同3位・インタノン・シッチャモアン(タイ)と対戦、WBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦で同5位・坂本真宏(25)が同4位・木村翔(青木)と対戦する2試合を追加した。
さらに森岡ジムのホープ、WBCユース世界バンタム級王者・丸田陽七太(19)が初防衛戦でフィリピン国内同級10位のジョー・テホネスを迎え撃つ。
新規導入されたWBOアジアパシフィック王座戦が関西で行われるのは初めて。同王座を獲得すれば、WBOの世界ランク入りができるとあり、一気に世界に行くチャンス。
世界挑戦2度の経験がある向井は「5度目のタイトル戦。12月に31歳になるので、30歳で初めてのベルトを巻きたい。何とかベルトを手にして、日本王座挑戦へアピールしたい」と気合十分。大阪市立大工学部に通う現役大学院生の坂本は「正直、驚き過ぎて、こんなチャンスが来るとは。絶対にものにしたい」と話した。