ロス・インゴがケイオス粉砕!

 「プロレス・新日本」(23日、後楽園ホール)

 制御不能なヤツらの勢いが止まらない。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのIWGPヘビー級王者・内藤哲也、BUSHI、EVIL、新メンバーのSANADA組が、イリミネーション戦でケイオスのオカダ・カズチカ、石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI組を粉砕した。

 5月3日の福岡国際センターでは内藤の石井との初防衛戦、オカダ-SANADA、後藤-EVILの3つのシングル戦が組まれ、この試合はトリプル前哨戦の様相。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは場外乱闘などのラフファイトで主導権を握ると、最後は1人残ったSANADAが、同じく1人残りのYOSHI-HASHIをグラウンドの飛龍裸絞めであるTHiS iS iT改めSKull Endでしとめた。

 試合後もロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは、BUSHIが石井に毒霧を噴射するなどケイオスに暴行を加え続け、KOされたオカダはリング上でぐったり。内藤は石井が挑戦することに疑問を呈し続けていたが、「初防衛戦の相手が何で石井なのか、オレには理解できないけど、決まってしまったからね。博多のお客さんに失礼になってしまうから、ちゃんとタイトルマッチやるよ」と、ファンの前で石井を見下すように宣言した。

 さらに、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのインタビュー中、怒りが収まらぬ石井がイスを持って殴り込んできたが、4人は袋だたきにして返り討ち。内藤は石井を踏みつけ、「テメー、どの面下げて挑戦すんだよ、エーッ!!(ニュージャパンカップの)2回戦で負けといてよ、カブロン!!(スペイン語でくそったれの意味)」と罵倒した。

 また、セミファイナルのNEVER6人タッグ選手権試合は王者の棚橋弘至、マイケル・エルガン、ヨシタツ組が挑戦者のケニー・オメガ、バッドラック・ファレ、高橋裕二郎組を下して初防衛に成功した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス