田口V3戦は“あの”ランダエタと

 「WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(4月27日、大田区総合体育館)

 ワタナベジムは23日、WBAライトフライ級王者、田口良一(29)と同スーパーフライ級王者、河野公平(35)の3度目の防衛戦を発表した。田口は2006年に元3階級世界制覇王者・亀田興毅に“疑惑の判定”で敗れたファン・ランダエタと対戦する。先日発表された同スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(36)のV12戦とともにトリプル世界戦として行われる。

 田口の挑戦者は、日本でなじみ深いあのランダエタだった。元WBA世界ミニマム級王者で、06年8月、亀田興毅とWBA世界ライトフライ級王座決定戦を行い、1回にダウンを奪うなど優勢に進めながら1-2の判定負け。この試合は「疑惑の判定」としてファンの記憶に残っている。

 「自分がデビューした直後でした。(ランダエタが)勝ってましたね」と田口。あれから10年。「身体能力は落ちていると思うが、うまさを出してくるはず」と警戒する。

 昨年8月、出稽古に来たランダエタと2ラウンドのスパーリングをした。「パンチが硬く、老かいな印象を受けた。2回だけなのにとても疲れた」と記憶をたどった。

 ここまで八重樫東(大橋)や拳四朗(BMB)らとのスパーリングで調整してきた。今後はサウスポーを相手に仕上げていく。

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