和気、来年2月世界前哨戦に挑む

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位の和気慎吾(28)=古口=が10日、都内で会見し来年2月17日に後楽園ホールで、インドネシア同級王者のワルド・サブ(26)と世界前哨戦を行うと発表した。

 和気は6月にIBF同級王座決定戦に勝ち挑戦権を得たが、王者カール・フランプトン(28)=英国=が、WBA同級王者スコット・クイッグ(27)=英国=と来年2月27日に統一戦を行うため、5月にも統一王者に挑戦する。和気は「準備期間が増えたと考えたい」と前向きだ。

 ところが会見中、サブが左構えと判明。両王者とも右のため、和気も「え!?どうなるんですか」と苦笑い。プロモーターの金平桂一郎協栄ジム会長は「右と確認したんだが…。相手の変更を検討しなければならない」と渋い顔だった。

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