興毅、和毅の惜敗に「再戦実現を」

 「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(9日、ヒダルゴ)

 挑戦者の亀田和毅(23)=亀田=は王者のジェイミー・マクドネル(29)=英国=に0-3で判定負けし、王座奪取に失敗した。これが初黒星で、マクドネルは2度目の防衛に成功した。亀田和は3回にダウンを奪いながらも手数で劣り、ジャッジの採点は3人とも113-114。陣営は判定を不服とし、WBAに再戦を求める方針を示唆した。

 亀田3兄弟の長男興毅は次男大毅とともに応援に駆けつけた。三男和毅の惜敗に、関係者を通じ「和毅は勝負に勝って試合に負けた」とコメントした。その上で「自分たちも判定には納得できないが、代理人からは判定を不服としてWBAに提訴し、再戦を要求すると話をされた。早期の再戦を実現してもらいたいと思う」とした。

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