村田諒太、第7戦へ向け意気込み語る

 「ボクシング10回戦」(5月1日、大田区総合体育館)

 WBC世界ミドル級7位の村田諒太(帝拳)が22日、千葉市内でトークショーを行い、プロ第7戦(5月1日、東京・大田区総合体育館)への意気込みなどを語った。

 昨年12月30日の第6戦以降、フィジカルトレーニングに努めた。「体が一回り大きくなったと思う。特に上半身。付けた筋肉をどう動きにつなげていくか」と、調整は順調だ。

 今度の相手ダグラス・ダミアオ・アタイデ(ブラジル)は初の世界ランカー(同級14位)で、身長190センチ前後の長身。「これだけ大きい相手と戦うのは初めて。パンチを振り回して来るし、危険なタイプ」と分析。その上で「倒して勝とうと思う。プロなので」と言う。

 そんな気にさせる一言があった。「ボクシングをあまり知らないおばちゃんに、2試合続けて引き分けでしたね、と言われたんです。判定勝ちなんですけど、知らない人はKOじゃなきゃ引き分けと思うのかなって。分かりやすく倒したいですね」と、ファンを満足させるボクシングを目指す。

 この日、メキシコ人ら3人の背の高いスパーリングパートナーが来日し「日本ではなかなか大きな相手がいないので、希望通りの選手を呼んでくださった」とジムに感謝する。23日から仮想アタイデとの本格的なスパーリングを開始する。

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