棚橋!中邑!オカダ!“3強”首位浮上

 「新日本」(31日、アクトシティ浜松)

 新日本の誇る棚橋弘至(37)、中邑真輔(34)、オカダ・カズチカ(26)の“3強”がそれぞれ4勝目を上げ、棚橋&中邑がAブロック、オカダがBブロックの首位に並んだ(Aはほかにシェルトン・X・ベンジャミン、柴田勝頼。Bは内藤哲也)。昨年は8月1日に開幕戦が行われたアクトシティ浜松で全滅した3人が、1年後にリベンジした。

 先陣を切ったのは中邑だった。ベンジャミンを倒し、単独首位から引きずり下ろすと「いかなる状況でも、どんな環境でも『楽しむぜ、オレ』と思った」と余裕の笑み。矢野通(36)を下し、連敗を2で止めたオカダは「また宣言してやる。残り全勝だ」と改めて進撃を誓った。

 メーンでは棚橋が石井智宏(38)を撃破。やはり連敗を2で止めた逸材は「風向きが思わしくないかと思ったけど、自分がどこで受けるかで、向かい風にも追い風にもなる」と自信を取り戻し、超満員の観客に「必ずG1、優勝します」と断言した。

 Aブロックは3日・大阪の棚橋対中邑が天王山となりそう。オカダ対棚橋または中邑となれば、8・10西武ドームは過去最高の盛り上がりとなる。

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